大切なピアノを長く使用したいと思うと、年に1度の調律は欠かせません。
当社の調律師(国家検定技能士)がお客様のピアノを責任をもって調律・調整させていただきます。
ピアノの音は弾けば狂うのは当然ですが、弾かなくても調律は狂います。
ピアノには約230本の鋼鉄製の弦が張られてあり、1本あたり80~90㎏の力で引っ張られています。全体では20トンにも及びます。そのため時間が経つと張ってある弦が伸びて、音が低くなっていきます。また、季節が変わって気温が変わると金属は温度によって膨張と収縮を繰り返します。これによっても音のバランスが崩れてしまいます。
そのため、正しい音程を保つために「調律」が必要です。
整調とは鍵盤やアクション(打弦機構)の動きを整え、ダイナミックレンジ(pp ~ ffの音量幅)を確保する作業です。鍵盤やアクションには木製の部品があり、木材は1年間の湿度の変化に応じて膨張と収縮を繰り返します。また、各部品の接触する部分にはクロスやフェルトが貼られていて、弾いた時の摩擦で圧縮されたり、すり減ったりします。これによりタッチにバラツキが出ます。
そのためタッチを整える「整調」が必要です。
滋賀県内一部地域を除き出張料無料。
半年定期 | 1年定期 | |
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アップライトピアノ | ¥12,100(税込) | ¥14,300(税込) |
グランドピアノ | ¥13,200(税込) | ¥17,600(税込) |
ピアノをどこに据えつけるか、ということは、ピアノの運命を決めてしまうとも言われる大切な問題です。私たちがふだん快適に過ごせるような場所(環境)が、ピアノにも良い場所といえます。又、そうたびたび移動できませんので、設置場所には充分気をつけたいものです。
床が傾いていたり、床面に段差がありますと、ピアノの設置が不安定になり、ピアノの機能にもよくありません。
ピアノの外装は、大部分が木で作られています。ですから、直射日光、湿度や温度の急激な変化から守ってあげる事が大切です。
特に窓際には注意が必要です。風や雨、ほこりなどはもちろんのこと外気の影響も受けやすく、やむを得ず窓際に置く場合には、厚手のカーテンを取付ましょう。厚手のカーテンには遮音効果もあります。
アップライトピアノの音は裏側から、グランドピアノは下から大きな音が出ます。部屋の窓際に背を向けて置くと音は、窓から外にどんどんもれていきます。出来るだけ「窓際に置かないこと」「隣家に直接面している場所に置かないこと」を、お勧めします。
建物の外壁は湿気を吸いやすく、又たえず外気の影響を受けています、ピアノが外壁に近すぎると、音質や音量を損なうことがあります。外壁側に据える場合、10cm~15cmくらい離して置いて下さい。できるなら、部屋と部屋を仕切る壁やふすまに向かって置くのが理想的です。また、お風呂場から離れているかどうかも注意して下さい。